アップグレードファインダーは、ほかの価格ツールがはぐらかす問いに答えます。「このアイテムは良いか」ではなく、「このアイテムで *自分のキャラクター* は強くなるのか、どれくらい強くなるのか」です。候補のアイテムを装備させた状態で、あなたのビルドに対して Path of Building をヘッドレスで実行することで答えを出します。
BETA と表示されており、その名に恥じない状態です。採点は本物ですが、粗削りな部分もあります。
セットアップ
Path of Building のビルドフォルダーを指定します。 ePOE はローカルの .build ファイルを読み取ります。それぞれが実際の装備を持つ、実際にインポートされたキャラクターです。通常は自動検出でフォルダーが見つかりますが、見つからない場合はページのフォルダー選択を使ってください。保存先のパスは ビルド → キャラクタープランナー に表示されます。
ヘッドレスの状態表示を確認します。 同梱の LuaJIT ランタイムとお使いの PoB が実際に計算できるかどうかを示します。準備ができていない場合、ページのスコアはすべて間違った値ではなく「利用不可」になります。これが正しい失敗のしかたです。
メインスキルを選びます。 ページにはビルドのソケットグループが DPS 付きで一覧表示されます。どれを基準に評価するかで以降のすべての数値が変わるので、実際に使っているスキルを選んでください。
できること
スロットごとのアップグレード検索。 ビルドに足りないものから取引検索を組み立て、実際の出品を取得し、そのアイテムを装備した状態でビルドを再計算して各出品を採点します。出力は候補ごとの ΔDPS と ΔEHP です。重み付けによる推測ではなく、実際に再計算したステータスです。
予算オプティマイザー。 通貨の予算を指定すると、どのスロットのアップグレードを組み合わせれば最も大きく強化できるかを求めます。セットアップの手間をかける価値があるのはこの機能です。貯金していた高価な武器よりも、安いブーツの更新のほうが効果的だと分かることがよくあります。
ビルド監査。 ビルドに欠けているもの、たとえば上限に届いていない耐性、まったく投資していない防御層、明らかに古くなった武器などを指摘します。
アイテムを確認。 任意のアイテムを貼り付けるかコピーすると、検索せずにあなたのビルドでの ΔDPS/ΔEHP が分かります。取引で何かを持ちかけられたときに使う機能です。
ルーンプランナー。 ソケット品を市場価格ではなくビルドに対して採点します。ルーンは付け替えができ、アフィックスの枠も使わないので、多くの場合これが最も安い実質的なアップグレードです。
パッシブの提案。 次のパッシブポイントをどこに振れば最も伸びるかを示します。
ジェムの試算。 メインスキルに各サポートジェムを追加したらどうなるかを示します。
収穫逓減。 1つのモディファイアの値をある範囲で変化させ、結果をグラフにします。「クリティカルは実際にどれくらい欲しいのか」への答えで、それが「もっと」であることはほとんどありません。
PoB に反映。 選んだアップグレードをビルドファイルに書き込み、そこからプランニングを続けられるようにします。元のファイルの .bak を残します。
実際の使い方
まずビルド監査を実行しましょう。 耐性が上限に届いていないなら、どんな DPS アップグレードも意味がありません。買い物の前に監査の指摘を直してください。
次に、スロットごとの検索ではなく予算オプティマイザーを実行しましょう。 スロットごとの検索はそのスロットに最適なアイテムを見つけます。オプティマイザーは *通貨の最適な使い道* を見つけます。これは別の、より役に立つ答えです。
一番上の結果を疑ってみましょう。 とてつもない向上を示す候補は、たいてい再計算が誤ったビルドです。依存関係の欠落や、条件付きModが常時有効として評価されているなどです。お金を使う前にアイテムを見て、その数値がもっともらしいか考えてください。
ΔEHP も ΔDPS と同じくらい信頼しましょう。 DPS が 15% 上がっても実効ライフが 20% 下がるなら、実戦では弱体化です。どちらも重要なので、ページには両方が表示されます。
実際に何かを変えたら毎回再実行しましょう。 ビルドが変われば最適解も変わります。昨日の答えは昨日のキャラクターのためのものです。
既知の制限
- ヘッドレス PoB は PoB がモデル化しているものしか扱えません。 珍しい相互作用、一部の条件付きMod、新しく追加されたメカニクスは近似されるか無視される場合があります。
- 採点される候補はすべて取引検索です。 このページは価格チェックと同じ GGG のレート制限枠を使います。広い検索をかける前にスロットを絞ってください。
- 出品は書かれているとおりに採点します。 出品者がオフラインであることや、アイテムがすでに売れていることは分かりません。
- プレイスタイルの価値は計算できません。 使いこなせる少し DPS の低いビルドは、表計算上は最適でも死んでしまうビルドに勝ります。
関連
- 購入前にプランニングしたいなら、キャラクタープランナー(ビルド → キャラクタープランナー)で Path of Building のコード、Mobalytics、Maxroll、Grinding Gear Games 公式のパッシブツリープランナーのリンクからビルドをインポートできます。
- スコアに納得できず、候補を自分で判断したいときは アイテムの読み方 を。